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HOME > 用語集 > ウェルシュ菌 welch bacillus/clostridium perfringens:ウェルシュキン

ウェルシュきん
ウェルシュ菌 welch bacillus/clostridium perfringens

グラム陽性の桿菌で偏性嫌気性菌の一種。産生する毒素の種類と量によってA〜Eの5型に分けられ、このうち食中毒の原因となるエンテロトキシン産生菌のほとんどはA型である。芽胞を形成すると耐熱性を示すが、発育型は熱に弱い性質がある。食中毒は、摂取された多数の発育型菌が、ヒトの腸管内で芽胞を形成する際にエンテロトキシンが産生されるために起こる。潜伏期間は8〜12時間、下痢、腹痛が主症状。学校給食をはじめ一度に大量調理したものを常温で放置したことが原因となることが多い。



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