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オーエスキーびょう
オーエスキー病 aujeszky's disease

感染したら、届け出を義務づけられている伝染病。わが国では1979年に初めて豚で発生し、当初は仮性狂犬病と呼ばれていた。ブタヘルペスウイルス1(オーエスキー病ウイルス)による感染症で、豚のほか、牛、綿羊、山羊などの家畜や犬、猫などのペット、野生動物に気道感染、経口感染する。ウイルスが動物の体内に侵入すると、脳と脊髄が侵され、高熱、下痢、てんかんなどの神経症状を起こす。成豚では不顕性感染が主であるが、豚以外の動物では不顕性は極めてまれで、発症後ほとんどが死亡する。なお、豚でも2週齢未満ではほぼ100%、3週齢では40〜60%と、若い個体ほど致死率が高い。1991年、生ワクチンが導入され、発症頭数は減少しているが、依然、汚染地域は縮小していない。



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