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カンピロバクター campylobacter

グラム陰性・微好気性のらせん菌で、菌体の一端ないし両端に鞭毛がある。ほ乳動物や鳥類の多くが保菌し、中でもカンピロバクター・ジェジュニは鶏肉を汚染していることが多い。1982年に食中毒の原因菌に指定された。潜伏期間は2〜5日と幅があり、大規模な集団発生も繰り返し見られる。主要症状は下痢、腹痛、発熱、不快感など。また、カンピロバクター・フィタスは家畜を流産させ、ヒトでは敗血症や髄膜炎を引き起こすことがある。



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