トップページ お問合せ・資料請求 プライバシーポリシー
HOME > 用語集 > クリプトスポリジウム症:クリプトスポリジウムショウ

クリプトスポリジウムしょう
クリプトスポリジウム症

胞子虫類に属するクリプトスポリジウム原虫の感染によって起こる。2〜10日(多くは4〜5日)の潜伏期間の後、下痢、腹痛、嘔吐、発熱などが見られるが、特徴的なのは水様性の下痢が平均2週間程度持続すること。感染源はこの原虫を持った動物やヒトで、ふん便とともに排出された嚢胞体(オーシスト)は、環境内で2〜6カ月間生き延びる。また、塩素に抵抗性を持つところから、塩素消毒した水道水を通じて感染が拡大するケースが多い。ただし、−20℃以下30分間の低温暴露、60℃以上30分間の加熱、乾燥環境下(1〜4日)で感染力を失う。



Back