トップページ お問合せ・資料請求 プライバシーポリシー
HOME > 用語集 > 日本短角種:ニホンタンカクシュ

にほんたんかくしゅ
日本短角種

和牛4品種の一つ。日本の東北地方原産の肉用牛。東北地方には古くから南部牛と呼ばれる牛が役牛として飼育されていた。これにショートホーンを交雑して改良され、1957年に日本短角種として登録された。毛の色は濃い赤褐色で、小さい角がある。和牛としては大型で、成体の体重は雄で900kg前後、雌で600kg前後。成長は早いが、肉質は黒毛和種に劣り、脂肪の入りもあまり良くない(霜降りになりにくい)。粗飼料の利用性に富み、ダニ、ピロプラズマ病などの放牧病に対する抵抗性がある。乳量も多いので、山で子を育てることも可能であり、山地放牧に適している。



Back