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のうぎょうかくめい
農業革命

18世紀末から19世紀半ばにかけて、ヨーロッパで普及した改良農業。従来から行われていた麦作の後に、マメ科の作物や根菜類を作付けするという新しい輪作体系により、連作障害を防ぎ麦作後の地力回復が顕著となった。これらの作物は家畜の上質な飼料にもなり、飼育頭数が増えたため従来の放牧から舎飼いへ移行した。家畜のきゅう肥の量も増え、還元することでより肥えた農地となり、これを繰り返すことにより作物や食肉の生産量が飛躍的に増大した。この結果、19世紀後半には庶民の間にも本格的な肉食が確立された。



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