ミネラルの一つ。骨や歯（リン酸カルシウム）、全身の細胞膜の構成成分として不可欠であるばかりでなく、体内の代謝を調整する酵素などの成分として大切。しかし、多くの食品に含まれ、加工食品や清涼飲料水などにリン酸塩として添加されているので不足することはない。むしろ、リンの過剰摂取によって、血液中のリン−カルシウムのバランスが崩れ、それを補うために骨のカルシウムが血液中に溶出して骨を弱める心配がある。