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ちょうえんビブリオ
腸炎ビブリオ vibrio parahaemolyticus

日本ではサルモネラと並んで最も発生頻度の高い食中毒の原因菌である。海水を好むグラム陰性の桿菌。海水温が20℃を超えると、海水中でも活発に増殖し、魚介類を高度に汚染する。60℃、10分間の加熱で死滅するが、魚を調理したまな板などから二次汚染するケースも多い。本菌による食中毒は摂食後、8〜24時間で発熱、下痢、腹痛が出現し、嘔吐を伴う場合も少なくない。原因食品としては生食用魚介類、野菜の浅漬けなどが多い。



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