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HOME > 用語集 > 腸管出血性大腸菌 enterohemorrhagic escherichia coli(EHEC):チョウカンシュッケツセイダイチョウキン

ちょうかんしゅっけつせいだいちょうきん
腸管出血性大腸菌 enterohemorrhagic escherichia coli(EHEC)

病原大腸菌のうち、ベロ毒素(志賀毒素)を産生するタイプ。牛、羊、山羊が主要な保菌動物。本菌による食中毒の潜伏期間は3〜5日、主症状は腹痛、水様性下痢で、嘔吐はまれ。若年者や高齢者ではベロ毒素のため急性腎不全などをきたし、死亡する例も見られる。わが国では、1996年、本菌の血清型の一つであるO157により堺市の学童を中心に多数の患者を出した。原因食品は生肉、不完全加熱のハンバーグや焼き肉、生野菜などで、特定できない例も多い。



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