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ていおんさっきん
低温殺菌 pasteurization

フランスの細菌学者パスツールがぶどう酒の腐敗を防ぐために考案した方法で、パスツリゼーションとも呼ぶ。本来の趣旨は、殺菌しようとする食品の特性、特に栄養素、うま味、組織、色などを壊すことなく有害微生物などの活性をなくし、安全でおいしく栄養豊かな、しかもある程度の期間保存できる食品を製造することにある。牛乳の場合には、通常牛乳に見られる病原菌の中で最も熱抵抗性の強い結核菌を殺滅し、しかも牛乳の栄養素やおいしさをあまり壊さない加熱条件として63℃・30分法を用いる。低温殺菌法は、長期にわたって牛乳殺菌の主流をなした。



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