トップページ お問合せ・資料請求 プライバシーポリシー
HOME > 用語集 > 豚丹毒 swine erysipelas:トンタンドク

とんたんどく
豚丹毒 swine erysipelas

豚丹毒菌の感染によって起こる豚の疾病。急性敗血症型(腹部等の皮膚に赤斑を生じて急死する)、亜急性型(じんましん型;肩、背、尻などに菱型の発疹が出現するが通常は5〜10日で消える)、慢性型(心内膜炎や関節の腫張が起こる)がある。豚丹毒はヒトにもうつり、主に手指の傷などから感染し、赤くはれて激痛を伴う。ヒトの場合も心内膜炎や関節炎を起こすことがある。現在も、急性・亜急性型とも発生している。慢性型もしばしば発見されているが、と畜検査の徹底により感染した豚が食用にされることはない。



Back