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日本人は肉を食べ過ぎている?

「肉を食べ続けたら欧米人のように太って心臓病になる」と心配する人も多いのでは?日本人の肉の消費量は約75g(平成10年)。昭和40年の約25gの3倍ですが、欧米人に比べずっと少なく、さらに総摂取熱量は現在(平成10年)1,979kcalと25年前の2,226kcalより10%も減少しているのです。
動物性食品や油脂の摂取増にもかかわらず、総摂取熱量が100年前からほぼ2,000kcalというのは、日本に特徴的です。欧米諸国は20世紀に入ると総摂取熱量が従来の1.5倍の3,000kcalに跳ね上がりました。彼らの脂肪摂取量も相当なもので、アメリカ人は総摂取熱量の40%、毎日140gもの脂肪を食べているとか。こうしたヘビーな食事が肥満や心臓病を招くのもうなずけます。
一方、日本人の脂肪摂取量は1日60g弱、総摂取熱量の25%にすぎません。しかも動物性脂肪が圧倒的な欧米人に比べ、私たちは動物性脂肪と植物性脂肪の割合が、1対1と理想的なバランスを保っています。日本人が欧米人をまねて肉などの動物性食品を減らす理由は、今のところないようです。



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