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乳ガンと脂肪摂取量の関係は?

ある種のガン、とくに乳ガンと結腸ガンは脂肪摂取量と因果関係があることが疑われていました。乳ガンに関しては1963年にWHO(世界保健機関)とFAO(国連食糧機関)の「脂質と脂肪酸をめぐる会議」でネガティブな結果が報告されました。
とくに約5万人のナースを対象にした米国の調査では、乳ガン979例と動物性脂肪の摂取量との間には、何の関連も見られず因果関係は否定されました。
また日本では5年刻みでガン死亡率と脂肪摂取量の変化を調べ、その結果、乳ガンと脂肪の摂取量増とを直接関連づけるのは、やや無理という結論がでています。現状では、成人が脂肪摂取量を減らしても乳ガンの予防効果は低いと考えられます。
結腸ガンに関しては欧米では脂肪摂取量と結腸ガン死亡率は相関し、さらに因果関係を研究中ですが、日本ではこの二つに相関関係は見られていません。



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