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コレステロールは体内でつくられる?

私たちが食事から摂るコレステロール量は1日約0.3〜0.5gで、体内で合成される1日約1〜1.5gの約3分の1にすぎません。体内では常に一定量のコレステロールが必要なため、生体はこれを合成するとともに、食事で摂り過ぎた時には、合成を抑制する働きもあります。
コレステロールは体内で脂質・糖質・タンパク質の三大栄養素を材料に、主に肝臓で合成されます。そのスタートとなるのが脂質・糖質・タンパク質の分解過程でできるアセチルコエンザイムA(アセチルCoA)という物質です。
コレステロールを1個つくるには、18個のアセチルCoAと多くのの酵素反応が必要で、多くのエネルギーや還元剤を消費します。このためコレステロール合成は、アセチルCoAが十分蓄積できる休息時に盛んです。また大量に食べたり、砂糖を多く摂取してエネルギー源を急速に摂り入れた時も、コレステロール合成は盛んになります。
一方、有酸素運動をしているときは、コレステロールは合成されません。
コレステロールの多い食品を避けても、食べ過ぎや甘味嗜好があり、運動が嫌いな人は体内でコレステロールが合成されやすいといえます。反対にコレステロールの多い食事をすると、体の恒常性(ホメオスターシス)を保つため、肝臓のコレステロール合成は抑制されます。
食物中のコレステロールは腸管から吸収され、カイロミクロンというリポタンパク質の一部になって肝臓に入ります。肝臓はカイロミクロン中のコレステロールに敏感に反応、自らコレステロール生産を控えます。さらに余分なコレステロールは胆汁酸となり体外に排泄されます。 こうしたいくつかの精妙な調節機能により、体内のコレステロール量はバランスを保っていると考えられます。

コレステロールの体内合成 脂質・糖質・タンパク質が分解される過程でできたアセチルCoAが2個結合。アセトアセチルCoAという物質ができ、さらにアセチルCoAが結合し、HMG―CoA(βヒドロキシβメチルグルタールCoA)に変化。これが還元酵素の働きでメバロン酸という酸になり、数段階の過程を経て化粧品などで知られたスクワレンという化合物に。ここでコレステロールの特徴のステロイド骨格ができ、さらに数段階を経てコレステロールが完成します。



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