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豚肉に豊富なビタミンB1の働きは?

糖質の代謝に関係するビタミンB1 は、甘い物やお酒が好きな人、白米を大量に食べる人は不足しがちです。また、運動選手もB1の消耗が激しいとされます。 運動時には筋肉に蓄えられたグリコーゲンという糖がエネルギーに変換しますが、この時にビタミンB1は触媒となります。ビタミンB1の不足は、グリコーゲンの不完全燃焼を招くため、乳酸という疲労物質が発生、筋肉が疲労してしまいます。
さらに頭や神経を酷使する人も、ビタミンB1を消耗します。脳など神経細胞はブドウ糖のみをエネルギー源にするため、多くのビタミンB1が糖代謝に必要なのです。
こうして体は私たちの想像以上にビタミンB1を消費しているといえます。
豚肉は身近な食品中で最も多くのビタミンB1を含み、調理の手間もかからず毎日気軽に食べられます。ビタミンB1は調理による損失が大きいので、多めに摂ったほうがいいでしょう。豚肉のビタミンB1含有量は、生の状態を100%とすると、ゆでれば半分くらいに減ってしまいます。ただし、ゆで汁を含めれば80%を越すので、こちらもスープなどに利用したいものです。



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