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貧血にレバーが効くのはどうして?

貧血の多くは、鉄欠乏性貧血といわれます。鉄は赤血球のヘモグロビンの中心にあり、酸素と結合してその運搬を担います。ヘモグロビン量が低下し、体内に酸素が十分に供給されない鉄欠乏性貧血では皮膚は青白く、疲れ、動悸、息切れ、食欲不振に陥ります。
レバーが貧血にいい理由は、まず鉄の含有量が多く、その吸収効率が高いことです。野菜、穀類、海草など非ヘム鉄の吸収率が5%程度であるのに対し、肉やレバーのヘム鉄の吸収率はおよそ20%です。豚レバー100gは鉄を約24mg含み、このうち約5mgが吸収される計算です。成人男子の鉄の所要量5〜9mg(1日)の大部分は100gのレバーで補えるわけです。
レバーや肉などに含まれる動物性タンパク質は、野菜などの非ヘム鉄の吸収を助けます。大根葉やホウレンソウなど鉄分の多い野菜とレバーのコンビは、鉄供給源として最適です。
さらに、レバーはヘモグロビンに鉄を渡す役目をする銅も含んでいます。銅が不足すると、肝臓などの貯蔵鉄が引き出せなくなって鉄が不足し、貧血になります。貧血の治療や予防には銅も必要で、レバーは鉄も銅も含む、まさに貧血予防に効果的な食品なのです。



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