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活性酸素とは? 抗酸化物質とは?

体には抗酸化作用を持つ酵素があり、同時にビタミンCやE、β-カロチンやセレンなど抗酸化物質を食事から摂取することで活性酸素の害を防いでいます。けれども、抗酸化酵素がうまく働かなかったり、食事からの抗酸化物質が足りないと、活性酸素が細胞膜にあるリン脂質を酸化し、過酸化脂質をつくります。
過酸化脂質は電子が足りない不安定なフリーラジカル(遊離基)で、手近なタンパク質や核酸に近づき、次々に相手を酸化し、細胞や遺伝子を変化させ、生体に悪影響を与えます。それがガンや動脈硬化、免疫疾患などの原因になります。
活性酸素の害を防ぐには、日頃から十分な量のビタミンCやE、カロチノイドなどの抗酸化物質が必要。ビタミンEやβ-カロチンの血中濃度が高い動物ほど長生きすると報告されています。
とくにビタミンEは代表的な抗酸化ビタミンで、細胞膜に存在して脂質の酸化を防ぎます。近年はビタミンEの一種トコトリエノールに発ガン抑制効果が強いことが動物実験で判明しました。なお、セレンや亜鉛、銅などのミネラル、野菜に含まれるフラボノイド、お茶のタンニンなどにも抗酸化作用が報告されています。



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