トップページ お問合せ・資料請求 プライバシーポリシー
HOME > レシピ -牛すねのトマトシチュー <4人分>-
  ぎゅうすねのとまとしちゅー
■牛すねのトマトシチュー <4人分>
「煮込む」は、煮汁の中で材料を加熱し、調味も同時に行える調理法です。材料を加えるタイミングや火加減などに注意すれば意外と手間はかかりません。
牛肉すね 8切れ(約600g)
《下味》
小さじ 1/4
こしょう 少量
すりおろしにんにく 少量
たまねぎ 1個
トマト(煮込み用) 1個
トマトの水煮(缶詰) 400g
セロリ 1本
ブロッコリー 1/2房(約100g)
塩・こしょう 各少量
バター 大さじ 2
サラダ油 大さじ 1
フォンドボー 2個(缶詰なら小1缶)
ローリエ 1枚
赤ワイン 100cc
<作り方>
1) たまねぎはみじん切りにする。
ブロッコリーは、小房に分けて食べやすい大きさにしてから、3分ほど色よくゆでる。
トマトは湯むき(メモ1)して横に切って種を取り、2cm角に切る。
セロリはすじを取り、5cm長さ幅7?8mmの拍子木切りにする。
2) 牛すね肉は少し大きめに切り、焼く直前に下味をつける。
3) フライパンを温めて油とバターを溶かし、すね肉の両面を強火でこんがりと焼き色がつくまで焼き(A、メモ2)、取り出して煮込み鍋に入れる。
同じフライパンにたまねぎを入れ、きつね色に色づくまでいため同じ煮込み鍋に加える。
4) 3)に赤ワインを加え、3カップの湯(分量外)を注ぎ、ローリエを入れ、フォンドボーを(固形の場合はくずして)加え、最初は強火で煮立ったら火を弱めてアクを取る(アク取りシートを利用すると便利)(B、メモ3)。
5) 弱火で60分煮る。
トマト、トマトの水煮、セロリ、を加え、さらに30分コトコトと煮込む(C、メモ4)。
水煮缶のトマトが、煮崩れてとろりとなるのが目安。
6) ブロッコリーを加え、塩・こしょうで味を調え、ひと煮立ちさせる。
ソースがおいしいので、たっぷりとかけてすすめる。

A:肉の表面を焼きつけ、うま味を封じ込める。

B:アクをていねいに取り除く。

C:火を弱めてコトコトと煮込む。

★早く煮込むには圧力鍋が便利(メモ5)

<メモ>
1) トマトの湯むき:トマトの皮は湯むきにするときれいにむける。
沸騰した湯にトマトをさっとくぐらせ、すぐに水にとる。
手で、簡単に皮がむける。
また、横に切ることで種を取りやすくなる。
2) 肉の表面を焼きつけ、うま味を封じ込める・・・肉は煮込む前に、強火で表面を焼きつける。
こうすることで高温で肉の表面のたんぱく質を凝固させて組織を収縮させ、内部の肉汁が流れ出るのを防ぐ。
3) アクをていねいに取り除く・・・煮立つにつれて浮いてきたアクは、玉じゃくしなどでていねいにすくい取る。
アクを除いておかないと、料理の味やつやを悪くする。
アクがすくいやすいように、火は弱めて。
アク取りシートを使用すると、手間をかけずにアクが取れる。
4) 火を弱めてコトコトと煮込む・・・必要以上に強火で煮込むことはなく、かえって煮くずれの原因になったり、水分がたくさん蒸発してしまうことになる。
静かに煮立つくらいの火加減で、じっくり煮込むこと。
5) 早く煮込むには圧力鍋が便利・・・圧力鍋は、時間のかかる煮込み料理やかたい素材を早くやわらかくするのに大活躍する調理器具。
圧力鍋は、鍋とふたを密着させて内部を密閉状態にし、蒸気を閉じ込めて圧縮するので、沸騰点を110?120℃に高める仕組み。
この高温高圧の状態によって火の通りが早くなり、普通の鍋の1/3くらいに加熱時間を短縮することができる。
また、余熱調理も可能。
時間だけでなく光熱費の節約にも。事前に必ず取扱説明書をよく読んで使うこと。
6) 「牛すねのトマトシチュー」を圧力鍋で作る場合は、材料を入れた鍋を火にかけ、沸騰してから弱火で30分煮、そのままおく。
ふたが開くようになったら(※)トマトとセロリを加え、ふたを閉めずに20分煮る。
〈※圧力鍋のふたは、加熱により圧力がかかり、10?20分は開かない。必ず取扱説明書の指示に従って。〉

栄養価(1人分)
エネルギー 411 kcal
たんぱく質 46.2 g
脂質 17.8 g
炭水化物 15.1 g
灰分 4 g
ナトリウム 790 mg
カリウム 763 mg
カルシウム 82 mg
マグネシウム 44 mg
リン 138 mg
2.4 mg
亜鉛 0 mg
0 mg
βカロテン当量 1074 μg
ビタミンD 0 μg
ビタミンE効力 3.6 mg
ビタミンB1 0.16 mg
ビタミンB2 0.17 mg
ナイアシン 1.6 mg
ビタミンC 55 mg
コレステロール 118 mg
食物繊維 4.4 g
食塩相当量 1.9 g
(注)全て4訂および5訂成分表をもとに算出。
なお、ここでは、4訂および5訂成分表で未分析のもの、含有量が(Φ)と記載されているものについては、コンピュータ処理上全て 0 で表記している。
高橋敦子


Back