冬瓜の鶏そぼろあんかけ - クッキングレシピ - 公益財団法人日本食肉消費総合センター

　　とうがんのとりそぼろあんかけ

■冬瓜の鶏そぼろあんかけ　<４人分>

<作り方>

冬瓜は食べやすい大きさに切り、薄く皮をむき、皮目にかのこの包丁目を入れる（Ａ）。

1）の冬瓜に合わせた塩と重曹をこすりつけて熱湯で柔らかくなるまでゆで（Ｂ）、冷水に取り、水気をきる。

ひき肉はザルに入れてさっと熱湯に通して霜ふりをして水気をきる（Ｃ）。

鍋に合わせた煮汁と2）の冬瓜を入れて５分程煮てから、ひき肉を入れ、しょうがの絞り汁を入れ3分程煮て、水溶き片栗粉でとろみをつけてひと煮立ちさせて、できあがり。

Ａ：かのことは格子状の切り目を入れること。

Ｂ：冬瓜は炊くと色がとんでしまうので、重曹をこすりつけることがポイント。冬瓜の緑をきれいに出す。

Ｃ：鶏肉はさっと湯通しして霜降りをすることが重要なポイント。アクをとれるので、おいしくきれいに仕上がる。ぜひ、覚えておくとよい。

<メモ>

1)	冬瓜のほかに大根、かぶでもおいしくいただける。
2)	重曹を使ってゆでる場合は、ステンレスの鍋がおすすめ。アルミ鍋などだと、鍋が黒くなってしまうので注意。
3)	重曹：緑色野菜をゆでるときに加えると、鮮やかな緑色になり、早く茹で上げたいときに使う。葉野菜は柔らかくなりすぎるので不向き。冬瓜、豆類が向いている。
4)	あたたかくしても、冷たくしてもおいしいさっぱりとした上品な煮物です。冬瓜は低カロリーで、ビタミンＣを含みます。カリウムも比較的多いのでむくみ解消にも効果があります。鶏ひき肉も一度熱湯に通すので、さらにエネルギーもカットされてヘルシーな一品といえるでしょう。（服部幸應）

栄養価（1人分）

(注）全て４訂および５訂成分表をもとに算出。
なお、ここでは、４訂および５訂成分表で未分析のもの、含有量が（Φ）と記載されているものについては、コンピュータ処理上全て 0 で表記している。

野崎洋光