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きせいちゅう
寄生虫 parasite

他動物(宿主)の表面または内部に棲息し、宿主に生存を依存している動物の総称で、原虫、蠕虫(吸虫、条虫、線虫)、節足動物(外部寄生虫)に分けられる。これらのうち食肉の摂取に関連してヒトに感染するものは、有鈎条虫(成虫の体長は2〜3m、生または加熱不十分の豚や猪の肉とともに体内に侵入する)、無鈎条虫(同3〜6m、牛肉)、旋毛虫(雄1.5mm、雌2〜3mm。米国など海外では調理不完全な豚肉や豚、馬、鹿のソーセージから、日本でも熊の刺し身から集団感染した例がある)、マンソン裂頭条虫の幼虫(体長1〜2cm。本来の宿主は犬や猫であるが、中間宿主のヘビやニワトリの生食などにより感染。幼虫は人体内では成熟できないまま皮下組織や筋肉内を移行する)、トキソプラズマなどが知られている。

トキソプラズマ



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