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マグネシウムも大切なミネラル?

マグネシウムはカルシウム同様に不足しがちなミネラルで、所要量は成人男子で300mg前後、女性で250mg前後です。
精白した米や麦に頼りがちな現代生活では、一昔前に比べてマグネシウムの摂取が少なくなっているようです。また、大学生男子は肉類をマグネシウム供給源としているのに対し、女子学生は食べる量自体が少なく、微量栄養素はすべて不足傾向にあるとの調査もあります。
マグネシウムは体内で代謝を促進させる触媒として働き、また心臓と関係が深い物質です。カルシウムとのバランスでは食事中のカルシウム/マグネシウムの比が高い国では虚血性心疾患の死亡率が高いとされ(Q84)、心臓病で亡くなった人の心筋は、事故で亡くなった人に比べマグネシウムが減り、カルシウムが増えていたとの報告もあります。
また、成人の体内にある約30gのマグネシウムのうち、70%が骨に含まれていて、マグネシウムが不足すると骨からマグネシウムが遊離され骨も弱くなります。
マグネシウムは玄米や全粒粉など精製度の低い穀類、海草類、ナッツ、豆類に含まれ、肉や魚にも若干含まれます。加工食品を避け、精製度の低い食品を選び、素材から自分で料理すればマグネシウム不足は防げるでしょう。



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